真空注型
真空注型とは
3Dモデルデータや実際の製品から、簡易な型を作成し、低コストで高精度な試作品を作るのに適した技術です。光造形などで作ったマスターモデルから、シリコンゴムで金型の代わりの複製用の型を作成し、 密閉された容器を真空状態に保ち、その中で型に樹脂を流し込み、複製を製作します。
形状により15~25台作成が可能で、小ロットの試作品などに有効です。
材料
ウレタン、エポキシ樹脂があります。(ABS相当、PP相当、アクリル相当)
用途
・小ロットの試作品
・サンプル品
・少量生産品
など
メリット
出来上がる複製品は非常に精度が高く、金型に比べ短期間、低コストで複製品を製作することができます。脱型時にはシリコンが変形するので無理なく型を取ることができ、複雑な形状のものにも対応することができます。真空漕の中で真空状態を作り出し、型に樹脂を流し込むため、型の隅々まで樹脂が行き渡り、気泡ができにくいというメリットがあります。
デメリット
マスターモデルが最低1個必要となります。型が劣化するため、一つの型で製品20個前後の製作となってしまいます。
時間が経過すると、変色してしまうという性質を持っています。
価格例
| 加工方法 | 事例 | 価格(数量:1) |
| 射出成型(通常の樹脂成型) | 携帯型名刺入れ上側 | ¥80~150程度(※金型代別途必要) |
| 光造形 | 携帯型名刺入れ上側 | ¥25,000~30,000程度 (複数並べて成形した場合は¥15000程度) |
| 真空注型 | 携帯型名刺入れ上側 | ¥3,000~8,000程度(シリコン型代別途¥15000) |
| 板金 | R付ステンレス製ヘアライン仕上ケース(120×100) | ¥20,000~30,000程度 |
| ドライカーボン | ラジコンのボディ | ¥25,000(※現物orマスターがある場合) |
※上記は参考価格です。形状等により、価格が変わってきます。



