ホーム > 工業デザイン 筐体設計 試作 > 真空注型

真空注型

 

真空注型とは

 

chukei01_1.jpg

 

3Dモデルデータや実際の製品から、簡易な型を作成し、低コストで高精度な試作品を作るのに適した技術です。光造形などで作ったマスターモデルから、シリコンゴムで金型の代わりの複製用の型を作成し、 密閉された容器を真空状態に保ち、その中で型に樹脂を流し込み、複製を製作します。

形状により15~25台作成が可能で、小ロットの試作品などに有効です。

 

材料

 

ウレタン、エポキシ樹脂があります。(ABS相当、PP相当、アクリル相当)

 

用途

 

・小ロットの試作品

・サンプル品

・少量生産品

など

 

メリット

 

出来上がる複製品は非常に精度が高く、金型に比べ短期間、低コストで複製品を製作することができます。脱型時にはシリコンが変形するので無理なく型を取ることができ、複雑な形状のものにも対応することができます。真空漕の中で真空状態を作り出し、型に樹脂を流し込むため、型の隅々まで樹脂が行き渡り、気泡ができにくいというメリットがあります。

 

デメリット

 

マスターモデルが最低1個必要となります。型が劣化するため、一つの型で製品20個前後の製作となってしまいます。

時間が経過すると、変色してしまうという性質を持っています。

 

価格例

 

加工方法 事例 価格(数量:1)
射出成型(通常の樹脂成型) 携帯型名刺入れ上側 ¥80~150程度(※金型代別途必要)
光造形 携帯型名刺入れ上側 ¥25,000~30,000程度
(複数並べて成形した場合は¥15000程度)
真空注型 携帯型名刺入れ上側 ¥3,000~8,000程度(シリコン型代別途¥15000)
板金 R付ステンレス製ヘアライン仕上ケース(120×100) ¥20,000~30,000程度
ドライカーボン ラジコンのボディ ¥25,000(※現物orマスターがある場合)

 

※上記は参考価格です。形状等により、価格が変わってきます。