光造形とは
積層造形を基本にした製作方法です。薄い層(紙や樹脂など)を積み重ねて立体を造形します。そのRPの種類のひとつが光造形法と呼ばれています。
原則的にRPには3次元CADが不可欠で、コンピュータ上にモデリングされた立体を一定の高さ毎にスライスし、その一層毎のデータを、光硬化性樹脂にレーザーを照射する事で固体化し積み上げます。
このように、金型を作らず3Dデータから短時間で精密な立体物を製作できます。
材料
エポキシ系紫外線硬化樹脂という液体のプラスチックです。ABSタイプの樹脂もあります。
用途
・量産前の形状のチェック
・厚さを持った製品の検証
・複製品を製作するためのマスターモデル
・少量生産の部品
など
メリット
どのような複雑な立体でも3Dデータさえあれば、形にする事が出来ます。CADデータから、表面だけでなく裏表完全な立体物を成形できます。
金型を使用しないため、金型を製作する時間も掛からず、納期などの時間が短縮し金型製作代が掛かりません。
デメリット
樹脂の種類にもよりますが、出来上がった光造形品は、強い衝撃などに弱く、 耐光性が弱いので保管には十分な注意を必要とします。光に長時間当てたまま時間が経過すると、変色してしまうという性質も持っています。微細形状は苦手で、微細形状があっても造形に支障はありませんが、その部分は造形されずに消えてしまう事があります。
価格例
| 加工方法 | 事例 | 価格(数量:1) |
| 射出成型(通常の樹脂成型) | 携帯型名刺入れ上側 | ¥80~150程度(※金型代別途必要) |
| 光造形 | 携帯型名刺入れ上側 | ¥25,000~30,000程度 (複数並べて成形した場合は¥15000程度) |
| 真空注型 | 携帯型名刺入れ上側 | ¥3,000~8,000程度(シリコン型代別途¥15000) |
| 板金 | R付ステンレス製ヘアライン仕上ケース(120×100) | ¥20,000~30,000程度 |
| ドライカーボン | ラジコンのボディ | ¥25,000(※現物orマスターがある場合) |
※上記は参考価格です。形状等により、価格が変わってきます。



